お知らせ・ブログ
沖縄本土復帰50周年
2022/02/22
こんにちは。沖縄シンドロームのTAMURAです。
今回も沖縄のお話です。
さて、2022年5月15日は、沖縄県が日本(本土)に復帰して50年という節目を迎えます。
敗戦後、沖縄はアメリカの統治下に置かれ、日本国憲法が適用されませんでした。
そんな沖縄の歴史を少しでも〔知ろう〕と思い、
今年に入ってから舞台や映画、小説などで、その時代に触れる機会を増やすようにしています。
まず最初にご紹介するのは、舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』です。
松山ケンイチさん、余貴美子さんらが出演。
1970年12月20日未明に起きた〔コザ騒動〕※コザ暴動とも言う。
コザ市にある1件のAサイン ※米軍公認の営業許可証
のお店で、12月19日夜から12月20日未明にかけての“ある家族“の物語。
内容は詳しく書きませんが、標準語・うちなーぐち(沖縄の方言)・英語が使われていて
脳みそが忙しかったです(苦笑)
左:1970年〔コザ暴動〕の写真 右:1970年代のコザ市(現・沖縄市)の写真
次にご紹介するのは、映画『ミラクルシティコザ』です。
1970年代と現在が沖縄市(コザ)で交錯する“タイムスリップ・ロックンロール・エンターテイメント”作品です。
桐谷健太さん主演。
1970年代から現在まで、現役で活躍しているロックバンドをモデルにしているが故に
リアルなエピソードがちらほら・・・(笑) コメディーなだけではなく、
沖縄の人の心情、アメリカ人の心情や親子・家族の絆などもリアルに描かれています。
この映画を観た後はカチャーシーが踊りたくなるはずww
Let’s ごきげんダンス!! ←観た人にしかわからないネタ。
ミラクルシティコザのポスター(大人の事情でトリミングしてあります・汗)
最後にご紹介するのは、小説『宝島』著:真藤順丈 です。
第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞の3冠を達成した作品です。
上下巻からなる1952年~1972年までの沖縄を描いた長編小説なんですが、
著者の真藤さんが刊行にあたっての最後にこう記しています。
【沖縄のもっとも熱い時代の物語が、
皆の奥深くで密かに身を縮こまらせている宝を呼びさましてくれることを信じてやまない。】
飛行機から沖縄を望む。 ※写真は本とは関係ありません
・・・と、ざーーーっと紹介してみましたが、これら以外にも沖縄を〔知る〕ものは沢山あります。
本土復帰50年の今年、皆様にも
青い海・白い砂浜・灼熱の太陽 南国リゾートではない沖縄の一面を
1つでも〔知って〕いただけたら嬉しいです。
それでは、また次回 ✋
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